あままる基金では、2026年度の事業募集にあわせて、7月と9月に「事業計画セミナー」を開催しました。
セミナーでは、事業計画を作る目的から、金融機関や支援者へ相談する際のポイント、事業計画と収支計画の作り方まで、具体的な事例を交えながらお伝えしました。また、損益分岐点を実際に計算するワークにも取り組みました。
事業計画書は、融資や資金支援を受けるためだけの書類ではありません。顧客、売り方、お金の流れ、実行方法を整理する「事業の設計図」です。自分のアイデアを整理するとともに、金融機関や取引先などの協力者と認識をそろえ、事業の必要性や実現性を伝える役割もあります。
計画を作る際には、まず「誰の、どのような課題を解決するのか」を具体的にすることが大切です。そのうえで、商品やサービスが顧客に届くまでの流れ、競合との違い、必要な資金などを整理していきます。
収支計画については、売上を客数や単価などに分けて考える方法や、変動費と固定費の違い、赤字にならないために必要な売上を示す損益分岐点についてお伝えしました。利益が出ていても、入金と支払いの時期によって現金が足りなくなる場合があるため、資金繰りを確認することも重要なポイントです。
事業計画は、一度作って終わるものではありません。実際に事業を進めながら、顧客の反応や環境の変化を確認し、計画を見直していくための土台になります。最初から完璧なものを目指すのではなく、足りない情報や計画の弱い部分を見つけ、相談や調査につなげていくことが大切です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回のセミナーが、それぞれの夢やアイデアを具体的な行動へつなげる機会となれば幸いです。あままる基金では、資金面と経営面の両方から、地域で新しいチャレンジに取り組む皆さまを引き続きサポートしていきます。
